インビザラインとアソアライナーの違い

インビザラインもアソアライナーも、症例によりますが、抜歯をするケースは少ないです。

歯をきれいに並べるために必要なスペースを確保するために、歯と歯の間を少し研磨します。

どちらも透明なマウスピースを10日から2週間程度装着し、次のマウスピースに患者様がご自身で替えていくという矯正方法になります。

インビザラインとアソアライナーの大きな違い

インビザラインは全ての歯を動かします。

そのため、インビザラインはほとんどの歯並びの方に対応できます。

全ての歯を動かせるので、咬み合わせなどの改善も期待できます。

歯に回転をかけてねじれを治したいときなど、アタッチメントという歯の表面に小さなプラスチックの突起を付けることがあります。

歯と同じ色なので、それほど目立ちません。

歯並び矯正をスタートする前に矯正前と矯正後の立体的なシュミレーション動画をモニターで見ることができます。

歯科医師が治療計画を作り、マウスピースをいくつ使うのか、期間はどのくらいかかるのか、矯正後はどんな歯並びになるのか、具体的に患者様も把握できます。

歯並びを治すには費用も時間もかかるので、始める前に治療期間や歯の動き方が分かると、安心して始められますし、モチベーションも上がります。

アソアライナーは主に前歯だけを動かします。

奥歯は動かせないので、矯正期間は短くなりますが、咬み合わせの改善はできません。

前歯を少し引っ込ませたい、隙間が気になる、などの前歯の部分矯正に適しています。

歯科医院によっては、ワイヤー矯正が終わった後、前歯の並びを整える仕上げとして取り入れているところもあります。

インビザラインとは違い、矯正前後のシュミレーションは模型で行います。

矯正前の模型と、矯正後の模型を見比べて歯科医師と相談することになります。